プラスターボードの特徴|エスアイ不動産株式会社

エスアイ不動産株式会社です。

みなさんはプラスターボードをご存じでしょうか?

名前はなんとなく聞いたことがあっても、どういったものなのか、実際どのように使われているのかはイメージしにくいですよね。

そこで今回はプラスターボードの原材料や加工方法、石膏ボードとの違い、使うメリットやデメリットをご紹介致します!

■プラスターボードとは?
プラスターボードとは「プラスター材」を芯材として、両面をボード用紙ではさんで成形した板状の建築材料です。芯材になっている「プラスター材」は、壁や天井を仕上げるための左官材料全般を指し、原料の違いによって「石膏プラスター」「ドロマイトプラスター」「石灰プラスター(漆喰)」などがあります。

プラスターボードは、天井や壁の下地材として多く使われます。上から塗装したり、クロスや壁紙を貼ったり、仕上げ加工されたものなどバリエーションが豊富です。

■石膏ボードとは?
プラスターボードの芯材となるプラスター材にはさまざまな種類がありますが、代表的なものが「石膏」です。そのため「プラスターボード」と呼ぶときは、石膏を芯材とした「石膏ボード」を指すことが多く、両者はほとんど同じ意味の単語として使われています。

石膏とは硫酸カルシウムを主成分とする鉱物のこと。セメントと同じく、水と反応すると固まる性質があります。この性質を利用し、身の回りのさまざまなものにも使われており、たとえば歯の模型や骨折したときに使うギプスの原材料も石膏です。

丈夫で火に強く、安く、どこでも手に入り、施工がしやすい石膏ボード(プラスターボード)は、住宅や店舗、オフィスなどの建物になくてはならない存在となっています。

■プラスターボードのメリット
・安価で入手しやすい
プラスターボードを使うメリットは、安価で入手しやすいことです。たとえばサイズが910×1820mmで、厚み12.5mmの一般的なプラスターボードなら、ホームセンターで500円程度で手に入ります。天井や壁など広い面にたくさん使う材料なので、建築やリフォーム全体のコスト削減につながるでしょう。

・防火性があり火に強い
防火性があり、火に強いのもプラスターボードの特徴。ボード内の石膏には結晶水が含まれている状態です。火事が起こった際、加熱されると化学反応で結晶がこわれて水蒸気になります。その水蒸気によって火の温度を抑え、火事の進みを遅らせるという仕組みです。

・遮音性があり音を通しにくい
プラスターボードは遮音性があり、音を通しにくいです。そのため、マンションの部屋のあいだの壁や、ホテル、病室などにも使われており、より性能のいいものは映画館やスタジオでも使われます。既存壁を壊さないで重ね張りする騒音対策リフォームにも有用です。

・施工がしやすい
プラスターボードが好まれる理由は、施工のしやすさにもあります。施工方法はくぎやビスで留める、クリップと呼ばれる金物を使って留める、専用ボンドで接着するなどです。

■プラスターボードのデメリット
・水分や湿気に弱い
プラスターボードは石膏と紙からできているため、水分や湿気に弱いのがデメリットです。水分を含むとカビの原因になるだけでなく、強度が落ちてしまうので気をつけなければなりません。

・点の衝撃で欠けやすい
プラスターボードは点の衝撃に弱いです。物の角があたったり、とがったものがぶつかったりすると、簡単に欠けたり穴があいたりします。引っ越しや模様替えのとき、家具をひっかけないように注意が必要です。

・ビスやネジ留めに弱い
プラスターボードはビスやネジ留めに弱いです。無理に留めようとすると、石膏がポロポロ落ちたり、白い粉が出たり、一時的にビスが留まったとしても落ちてしまいます。

いかがでしたか?改めてプラスターボード・石膏ボードについて知れましたね。

安価で施工しやすく、防火性、遮音性、意匠性にも優れる、建築やリフォームに欠かせない存在プラスターボード。

たくさんの種類があって選ぶのが大変ですが、ぜひご相談くださいませ。

大事な家をリフォームする時は是非ともエスアイ不動産株式会社にお任せください。

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